2. これからの大会予定
昨年度に引き続き社会福祉法人日本点字図書館と当協会が主催して開催します。視覚に障害のある方ならどなたでも参加できます。第一部の19路盤は段級位に従ってA~Dの4つのクラスで3局ずつ対戦、第二部の9路盤は5局ずつ対戦して優勝を競います。
申込み方法を記載した大会開催要領は、タイトルのリンク先をご覧ください。締め切りは、6月4日(水)です。
3. これまでの大会実績
全日本視覚障害者囲碁大会(2024年11月16, 17日開催)
日本視覚障害者囲碁協会が毎年主催している大会に、当協会が審判員を3名派遣するなどの協力をしました。参加者は15名でしたが、紅葉の美しい自然環境に恵まれた地で二日間、皆さん和やかに囲碁を楽しみました。
福祉囲碁東京大会(2024年10月20日)
第39回となる当大会は、渋谷区のリフレッシュ氷川において開催しました。参加者は、視覚障害者用碁盤使用有段者クラス(第一部東京都知事杯)、同級位者クラス(第二部NHK厚生文化事業団杯)、一般碁盤使用有段者クラス(第三部毎日新聞東京社会事業団杯)、同級位者クラス(第四部東京都社会福祉協議会杯)、9路盤クラス(第六部渋谷区社会福祉協議会杯)に分かれて対戦しました(13路盤の第五部は参加希望者なし)。参加選手は総勢48名で、緊張のなかにも対局の楽しみを存分に味わいました。大会には、滝沢千晴相談役、大竹英雄会友にもおいでいただき、時間切れの際の勝敗判定をしていただきました。
訪問先グループの声
- 岩下恭士さん
- 囲碁を始めて2年余りの全盲超初心者です。訪問をお願いしていた佐野前会長がご都合により中止となって、今は上田会員に月2回来て頂いています。これだけではとても上達は見込めないと思い、今年2月から市ケ谷の囲碁サロンで毎週、芝野龍之介プロ三段に指導碁を打って頂いています。私の方はまだまだ全然棋力が上がりませんが、先生は「打ちました」と声で教えて下さり、「この手はまずいですね」などと言いながら、その石を私の手を導いてしっかり触らせながら説明されます。盤面全体をよく見ていないことなど全盲者の弱点をはっきり指摘して頂けることも有難いです。「どうせ見えないんだから仕方ない」ではなく、『目隠し碁だってあるからには見えない人にも何かハンディを克服する技があるはずだ』と一緒に真剣に考えて下さることが嬉しいです。私と打つようなことがありましたら、皆さんも思い出してください。
- 「協会の活動に感謝」 東障囲碁サークル 会長 渡邉汎泰さん
- 私たちのサークルは毎週金曜日と第2・4日曜日に活動しています。これまでサークル創設から16年間にわたり福祉囲碁協会から囲碁ボランティア4~7名を派遣していただいております。サークルの発展があるのは協会の皆さんの懇切丁寧な指導の賜です。
私たちは視力や聴力、身体的な不自由などの障害を持っていますが、協会の皆さんには私たち一人ひとりの個性や棋力に合わせたねばり強い指導をいただいております。年1回の研修旅行や大学生との交流碁会にも運営の要として携わっていただいておりますが、サークルのメンバーと協会の皆さんとは強い信頼関係で結ばれております。
- 「囲碁ボランティアの派遣をいただいて」 鍼灸マッサージ治療院 汪徳慧さん
- 私は中国にいたとき囲碁のルールを覚えたのですが、実際に打つようになったのは日本に来てからです。というのは中国には視覚障害者用の碁盤がありませんでしたから。それで日本に来て視覚障害者用の盤石をみたときは感動しました。
私は福祉囲碁協会の囲碁ボランティアに関わりをいただいてから、さらに囲碁を極めたいという気持ちが強くなりました。さらに棋力を高めて次のステップに立てたらとの思いでいっぱいです。
協会では、いろいろな方に囲碁を触れる機会をつくり、広く囲碁を楽しむ仕事を行っていると伺っています。今後も協会の発展をお祈りいたします。
会員の声
- 「河野武会員」
- 「囲碁を楽しみながら社会貢献ができる」…… そんな情報を耳にして入会以来早5年、今は月6〜8回の介護施設や在宅訪問が“生き甲斐”となっています。
ⅰ)身障者や高齢者との対局を通じた社会貢献
ⅱ)囲碁の勉強によるボケ防止
ⅲ)約1時間の徒歩運動による健康増進 退職後の訪問活動はメタボ気味 の私にとって、まさに一石三鳥(長)の効用です。
- 「真砂祐子会員」
- 老人ホームに入ってから碁を覚えたという女性のお相手をして、勝利の○印をあげたときの笑顔に、思わず一緒に喜びました。また、目の見える人と見えない人との対戦では、それぞれの碁盤に同時進行で相手の打った石を置いていくことも経験しました。今後弱いといわれる人たちがもっともっと楽しめる場を増やしていければいいと思っています。